野菜の里の栽培方法について |
その1:圃場を選びます。
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わたしたちのプロフィールです。
創立 1986年2月17日
目的 有機農産物の生産と販売
生産地 山梨県八ケ岳南麓
歩み 25アールの畑と20軒の消費者との産直からスタート。90年より宅配部門を開設、また翌91年からは県内の生協との産直を開始しました。さらに、95年から八ケ岳山麓のリゾート施設での直売や東京・神奈川のレストランとの取り引きを始め96年には県内量販店との産直を開始しました。
現在は約5ヘクタールの圃場に50種類以上の野菜を作付し、個人顧客100世帯、スーパー30店舗等への 有機農産物を販売する家族経営の農場です。
2001年3月に有機JASの認証を取得。改正JAS法に基づく有機JAS認証を2006年に取得し、以後毎年認定機関により監査を受け、認定を継続しています。
野菜の里がめざすもの。
私たちは、設立当初より有機農法を実践してきました。それは、虫が死ぬ薬をかけた野菜を食べることの気持ち悪さとか環境を破壊する側になるべく立たないで暮らしていく方法の実践といった都会育ちの若者の夢の体現に始まりました。
生業としての農業と言う言葉を頭の隅に置き、たくさんの失敗とささやかな成功を得、消費者との広がる一方の距離感に戸惑いを覚えながらもこれからの農業は、生産も販売も有機農業でしかありえないという妙な確信だけはありました。
日本の有機農業の有り様よりは、むしろ欧米のオーガニックの考え方に心惹かれるなかで、農業が環境の面でもまた、経営の面でも、いつまでも続けていけることがいちばん大切なことだと考えるようになりました。そのためにわたしたちがすべきことは、生産から販売に至るあらゆるプロセスにおいて環境にかける負荷を極力減らすことであり、この考えによって生産された農産物がより多くのひとに食べてもらえるような環境作りに力を尽くすことであると考えます。オーガニックはそのための一つの手段に過ぎません。わたしたちがめざすものは、サスティナビリティ=永続性を保証する、生業としての農業なのです。